どうも、元海保です。
海保って楽しいですか?辛くないですか?
そんなことをよく聞かれますので、私の感想を申し上げます。
めちゃめちゃ楽しい!ってわけではないけど、そこそこ面白い。
しかし、しんどいです。
まぁ、楽しいこともあれば、辛いこともある。それは学校生活もそうですし、他の職業でも一緒だと思います。
具体的に1つ巡視船に乗ってて最高やな!って思ったことを紹介いたします。
Twitterでも軽く触れたのですが、PLHやPLといった巡視船に乗っていると、約1週間から10日間くらい海の上にいることになります。
その間、ワッチと呼ばれる見張りや運航業務をしたり、取り締まりを行ったり、様々な業務があるのですが、業務外は基本自由ですので、各々本を読んだり、筋トレしたりしています。
その中には共通の趣味を持つ仲間が集い、巡視船の空いている部屋でコーヒーを密かに楽しむことがありました。
最初は3人でこそこそとコーヒー豆をミルで挽き、コーヒーを楽しんでいたのですが、その匂いを嗅ぎつけ、どんどんコーヒーを求める人が増えたので、その一室をコーヒーショップみたいにしました。
手動のミルから電動も揃え、コーヒーメーカーも手軽なバリスタから、本格的なものまで揃え、部屋中がコーヒーの香りに包まれておりました。
あ、ちゃんと船員にコーヒーの匂いが大丈夫か聞きましたよ!気持ち悪くなる方もいますので!(自分が一番船酔いしてましたけど)
コーヒーのお代はコーヒー豆を調達してくるという、ギブ&テイク方式となっておりました。
そのコーヒーを片手に、後部甲板から海を眺め、海の美しい景色を眺めながら飲むコーヒーは、格別でございました。
そんな心温まるときもあれば、大荒れの時にコーヒー豆が散乱するときもあるという、幸福と不幸の連続でございます。
皆さんも、海保に入っておいしいコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか!?
え?家で飲む?確かに、そのほうが楽かもしれませんね。。。
巡視船に乗っている時、コーヒー好きが良く同じ部屋に集まって、豆から挽いてコーヒーを淹れて飲んでいた。
— 元海保 (@motokaiho) 2022年4月24日
そしていつの間にか、その部屋は様々なコーヒーメーカーが置かれていた。
人はその部屋のことを
「海の上の喫茶店」
と呼んだ。
ちなみにお代はコーヒー豆です。