motokaiho’s blog

元海保の体験談

【海の消防士】燃える船を消化せよ!!

どうも、元潜水士です。

 

海上保安官ってどんな仕事するんですか?

 

よくそんなことを聞かれるので、

 

なんでもやるよ

 

といつも答えていました。

 

そのなんでもの中に、消防でお馴染みの消火活動がありますので、紹介させていただきます。

引用元:フォトAC

船で潜水士をしていたころ、いつものように後輩と懸垂勝負をしていると、

 

プップー

 

○○沖○○マイル火災船あり、本線現場に向かう

 

との船内放送

 

懸垂勝負をやめ、急いで船橋に行き状況を確認することにした。

 

船橋では海図で現場の状況を確認中、無線にて火災船に要救助者がいるかを確認していた。

 

確認できた内容は、エンジンルームから出火乗組員は全員脱出済ということだった。

 

しかし、船は火災しているので消火活動をおこない、船内捜索をしてほしいとのことだった。

 

火災船の訓練なんて、船に積んである小型ポンプを回したことがあるくらいだったので、大丈夫かな?とは思ったが、現場に到着し、搭載艇をおろして消火活動を実施。

 

ある程度消火活動を実施後、火災船に乗り込み、火災船にポンプを設置して交代で消火を行った。

 

正直なところ、火災現場をなめていた。

 

実際に消火活動をおこなうと、火はとてつもなく熱く、汗は滝のように流れていた。新人隊員は脱水症状を起こしダウン。なかなか消火できない火災船。

 

消防士の方たち尊敬

 

そんなこんなでなんとか火災船の消火に成功

 

煤だらけの自分をみて

 

映画みたいやなぁ

 

と思いつつも、船内の捜索が起こっているため、すぐに船内捜索を実施することに。

 

いっそ俺も脱水になればよかった。と思うような激務ですが、脱水なんてなったら恥ずかしくて潜水士なんてやってられない!

 

という気合のみで捜索を開始。

 

そして衝撃的な事実が。

 

骨になったご遺体を発見。

 

え?

 

全員脱出したんじゃないの?

 

ご遺体ありますけど。

 

その後の取り調べで、船員は慌てていたため、乗組員1名を置いていってしまったと自供。

 

その後の捜査は陸上の警備に任せてしまいましたが、犯罪の匂いがプンプンしますね。

 

このような感じで、海保はいろいろなことをやれる職場となっております。

 

なんでもやりたい方は海保なんていかがでしょうか!?