海上保安庁【裏】広報部

元海保が勝手に海上保安庁の広報を担当します

MENU

【海上保安官時代の恐怖体験を告白】サーチライトに照らされた真実

【海上保安官時代の恐怖体験を告白】サーチライトに照らされた真実

幽霊

引用元:フォトAC

最近涼しくなっておりますが、体調管理に気をつけましょう!夏も終わりかけですが、怖い話っていうのは何故か年がら年中脳が欲していますよね!?私も気づくとYouTubeなどで怖い話などを検索してみてしまいます。年のせいか怖い話が怖くなってきており、またオチが読めてきてしまうなど困ったことが起きてきていますが、、、。

そんな怖い話の中にも心霊的な怖い話が代表的ですが、正直あんまり霊感が無いので霊的な体験談がほとんどありません。私が霊的なのかな?と思った体験談は別記事で紹介させていただいております。

motokaiho.hatenablog.com

そんな心霊的な話もありつつ、今回のお話は「人怖」となっております。正直本当に怖いのは生きている人間なのではないでしょうか??

本当に怖いのは人間です

同期の彼女

さて、海上保安庁の巡視船は、夜岸壁に戻ってくることもあり、その時は探照灯いわゆるサーチライトで岸壁を照らし、位置関係を把握したり、もやい取りの人を確認します。

それはいつもの穏やかな入港日でした、約一週間の航海を終え、入港を待ちわびていると、保安部から連絡がはいりました。

「〇〇沖〇〇マイル、漁船同士の衝突事案発生足立に現場に向かえ」

うん、今日は帰れないかな。

入港する直後に事案が発生するときは、流石にちょっと悲しくなります。だって、海上保安官だって人間だもの、、、

現場に向かう途中、同期と何気ない会話をしている中で、同期が付き合っている彼女の話になりました。その彼女は看護師との合コンで知り合ったらしく、とても可愛く優しいとのことだった。

は?なんだ自慢かよ!!

なんて思いながら話を聞いていると、なんだか最近様子がおかしいということだった。

メンヘラな彼女

お互い仕事が忙しく、よく連絡が途絶えがちになることがあるということ。ただ、女性側はしっかり時間が経っても返信してくれているが、同期は連絡を忘れがちになったり、電波がなくて連絡できないことが多かったということ。

そんなことが続いていたため、軽く浮気を疑われたりしているらしい。確かに海保の仕事は海の上、なにしてるかさっぱりわからないだろうし、どこか違う港に入港して、遊んでいるかもしれない!と思う人もいるでしょう。

同期も最初は自分が悪いと思い、こまめに連絡を返そうとしていたそうですが、多忙な業務、電波の入らないソフトバンク(当時はdocomo以外すぐに圏外になっていました)、返信もやはり滞りがちになってしまったらしい。

ふと連絡のことを思い出し、電波の入る場所で連絡を確認すると、そこにはとんでもない量のメールが届いているとのこと。

(当時はまだスマホではありません)

防水機能!手袋ありで使える災害時の頼れるスマホ!

バッテリーも6000mhと大容量!!楽天モバイルも使えます!↓↓↓

メールの内容は、、、

「今日もお仕事お疲れ様!まだ海の上だよね!」

「忙しいのかな?電波がないのかな??」

「寂しいぁ、連絡待ってます」

「今どこ?」

「ねぇ」

「浮気?」

「船は出港してるね」

留守だから海なんだね

のように少しづつ狂気を感じてくるような内容でした。

ねぇ、お別れしたほうがよろしいんではないでしょうか?お互いのためによくないと思うのでございますが。。。

だよね。普段は良い子なんだけど、最近ちょっと、、、

当時はメンヘラや地雷系なんて言葉はありませんでしたが、まさにそんな感じの彼女だったんだと今になって思いました。 

入港したらちゃんと話してみるよ!と同期との恋バナが終わり、現場海域へ到着。漁船の現場検証とケガ人の確認。曳航の作業を終え、ようやく入港となった。

岸壁にたたずむ女性の姿

時間は23時ころ、日をまたぐ前に帰ってこれてよかった!でも帰ったら寝るだけだなぁ。なんて思いながら入港作業準備。

私は機関科でしたが、甲板作業も兼任していたため、夜の甲板で岸壁を眺めていました。そこには同期もおり、サーチライトに照らされる岸壁に向かいレッドを投げる準備をしていました。

ふと岸壁のほうをみると、サーチライトに照らされる人が確認できた。

ああ、もやい取りの人(保安部の当直)も大変だな。と思いましたが、よく見ると職員の後ろにも人影があることに気づく。

目を凝らし確認すると、そこには女性が立っていた。こんな時間に巡視船が入ってくるから見ているのかな?彼氏が近くにいるのかな??なんてことを思いましたが、次の瞬間すべてを私は悟ることができました。

彼氏は私の横にいた

横にいる同期の顔が強張っている。

彼氏ここにいるやないかーい

彼女様でございますか?

はい、そのとおりでございます

じゃあ早く入港して抱きしめてさしあげてください

カシコマリマシタ

その後、同機は緊張と焦りもあり、レッドを3回失敗し、大幅に入港作業に遅れが出ることとなった。他の船員も岸壁の女性を目撃しており、あれはいったい何なんだとプチパニックになりましたが、同期の彼女が会いに来てますと伝えると、船内は冷やかしムード。同期以外はキャッキャしていましたが、同期の顔は青ざめ、緊張した面持ちで下船していきました。

その後、その同期に会ったものは一人もいなかった。。。

(次の航海も普通に来ていました)

離れていても大丈夫な彼女を見つけよう

このように、本当に怖いのは人なのかもしれないと思った体験です。この後私は似たような女性と付き合うことになったのですが、実際に自分がこの立場になってみると、入港作業が本当に怖くなってしまい、しばらく船から下船できなくなるというトラウマを植え付けられました。

海上保安官と付き合いたいと思っている方は、男性を待つことが苦でない人、一人の時間が好き人に限ると思います。男性に依存する方、一人でいることに不安を持ってしまう方に関しましては、海上保安官はお勧めできませんので、ご了承ください。 

 

 

海上保安庁【裏】購買部の記事はこちら!

motokaiho.hateblo.jp